Divorces
毎年、世界中で何万というカップルの結婚関係が破綻し、さまざまな理由から別居・離婚にいたっています。別項目「自閉症と離婚」についても触れましたが、障害児を抱えてしまったのが離婚原因になってしまうことも残念ながらあります。法律・経済・感情。。。その過程は、ほとんどのケースにおいて「簡単な離婚」というものは存在しません。
結婚は「鳥かご」のよう
中にいる人は出たがり、外にいる人は入りたがる
この「鳥かご」は、困ったことに、入るのは比較的簡単ですが、出るとなると、一筋縄ではいかないのです。
国際結婚の場合、その離婚率は70%とも言われています。つまり、10組のカップルがいたら、7組は離婚する計算になります。そして、日本人カップルに比べて、それぞれの国での離婚に関する法律・手続き・文化および慣習の違いがあるため、より複雑化することは想像に難くありません。
離婚に伴うもっとも大きな問題は、夫婦間に子どもがある場合には「親権」、次いで「金銭問題」だと言われていますが、発達障害児を抱えての離婚は、さらに大変になることが予想されます。少しでも離婚後の生活の負担が軽くなるように、離婚を決めたら準備するのが大切です。
以下、日本とカナダの「離婚」の詳細をまとめましたので、参考にして下さい。
■慰謝料 / 配偶者扶養義務 / 親権 / 監護権 / 面接権 / 養育費
【関連/引用/参考サイト】
・Ministry of Attorney General Separation and
Divorce
・『実は私息子とカナダで逮捕収容・強制送還されました』国際結婚
・日本総領事館(離婚届)