自閉症の診断基準 / 分類       
Diagnose Standard/Classification

     自閉症・診断までの過程

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このページは ここの説明★

自閉症の診断には・・・

 

DSM-5  

   アメリカ精神医学会(APA)診断統計マニュアル 

     (2013年5月改訂)


ICD-10 

   世界保健機構(WHO)国際疾病分類

 

という国際的な基準が用いられています

 

※「DSM」と「ICD」の2つの基準の違いは?

「ICD」の始まりは“International Classification of Causes of Death”(国際死因分類)死因統計のために、精神疾患の独立した章は存在していませんでした。その後、改訂され、初めて疾病分類の要素が加味された “International Classification of Diseases”「ICD-7」が誕生。それでも、精神疾患分類は、「器質性精神病が内因性精神病と同じ大分類であること」や「認知症や神経梅毒・中枢神経系の血管障害や自殺企図が入っていないこと」。「神経症と性格・行動・知能の障害が明確に分離しすぎている」など。。。いろいろな問題点があり、広く国際的に用いられず、アメリカ精神医学会(APA)によって作成されたのが「DSM-I(1952)」です。その後、「ICD」は、10年毎に改訂され、現在では細部に微妙な違いが見られるものの、どちらも類似した内容になっています。

 

!注意!

※診断基準の年齢は、医学界では『3歳』から。2-3歳までの頃は自閉症と健常の境界線がまだ明白でないため。幼すぎると、診断に至らないことも。

 

自閉症と知的障害は別の基準で診断されます。知能検査の結果、知的能力が標準より低く、社会生活をする上での困難も併せ持つのが知的障害。一般的に、IQ70以下が診断の目安。ICD-10によると、自閉症児のうち約4分の3は、著しい精神遅滞が認められるそうですが、知的障害を伴わない自閉症もみられます。

 


 

■DSM-5  Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders 

          =日本語名『精神障害の診断と統計の手引き』

 

アメリカ精神医学会の定めた、精神科医が患者の精神医学的問題を診断する際の指針を示したもの。アメリカをはじめ、世界で50万部以上が普及しています。行動的に定義された基準であり、明確な脳障害があろうとなかろうと、自閉症と診断が可能。1952年に初版 『DSM-I』が出されて以降、随時改定され、『DSM-5』が 20135月に発行されました。

 

修正版が出される度に、診断基準が変更されていますが、『DSM-5』では、かなり内容が変更されました。

 

Image:ふぁみえーる
Image:ふぁみえーる

 

変更の詳細は、「DSM-5と発達障害 | カズ先生の Edu Blog II」や「DSM-5の診断基準の特徴とDSM-Ⅳとの違い - Es Discovery」に説明をして下さっていますが、代表的なのは・・・・

 

 

変更1

「広汎性発達障害」というカタゴリーに入っていた下記のサブカテゴリー

・自閉性障害

・アスペルガー障害

・特定不能の広汎性発達障害(PDDNOS

・小児期崩壊性障害(区別することの重要性が低いと判断されたため削除)

 がすべて「自閉症スペクトラム障害(略称ASD:Autistic Spectrum Disorder)」に統合

 

 

変更2

これまでは、自閉症の特長・社会性の障害か常同性(常に一緒の行動をするこだわり)のどちらか一つが各当していれば「広汎性発達障害」と判断されたが、DSM-5の「自閉症スペクトラム障害」ではその両方が各当することが判断基準になり、診断範囲が縮小

 

 

変更3

これまではIQだけで重度、中度、軽度が分けられていた知的障害の程度が、生活での困難さの程度で軽重が分けられることに。

 

 

変更4

「レット障害」は、X染色体の異常であることがわかり、自閉症と関連がないため診断から除外

 

 

 

この変更について、いろいろな専門家が検証しています。

 

⇩⇩⇩

 

検証1一般的に有名な病名「アスペルガー」がなぜ消えたのか?

 

■大阪大学講師の井出草平氏(SYNODOS・自閉症の診断基準の改訂と「アスペルガー」カテゴリーの削除についてを要約)によると・・・

「知的障害のないIQの高い自閉症の呼び名がアスペルガー症候群以外に無く、有病者が10万人に8.4人で存在がほとんど知られておらず、周知する必要があった」という事情から、「診断の妥当性は明らかではないが」と注釈がつけられつつ、DSM-IVに記載されたが、かなりレアな障害に仕上がってしまった。そこで、今回見直され、妥当性のある一貫した障害である証拠が初めから殆どなく、未だに見出されることがないアスペルガー障害・症候群の削除となった。結局のところ、知的機能の低い自閉症も高い自閉症も、そのあいだに決定的な差異はなかったのだと言えよう。 

 

・・・と、「ある意味、自然な流れだ。」との見解を述べています。

 

 

■心理学者の時田憲一氏リバータリアン心理学研究所~Libertarian Psychology~アスペルガーの診断が消えたと話題に -自閉症一本化の恐怖-)によると・・・

今まで薬(処方箋)を出せなかったアスペルガーなど中途半端な自閉症に対して「自閉症」と断定させることで、お薬を出すことで保険点数を稼ぎ、医者と製薬会社が儲けようという魂胆が丸見え

 

 

・・・という見方をされている方もいますが、導入後行われた「新基準が自閉症の有病率に及ぼす影響」について、アメリカ・University of WisconsinのMatthew J. Maenner氏らが「2006年および2008年に実施された自閉症児のサーベイランスデータを用いて後ろ向きに検討」したところ(医師のための専門情報サイトMT Pro)・・・

「DSM-5の診断基準を用いるとASDの有病率が低下する可能性が示唆された」

 

という結果がJAMA Psychiatry2014年1月22日オンライン版)に発表されました。このような影響が出るであろうことは、DSM-5導入前から、New York Times でも「New Definition of Autism Will Exclude Many, Study Suggests」のように懸念され、Autism Speaksもサイト「CDC Evaluates How DSM-5 May Affect Estimated Autism Prevalence」で同じ見解を示しています。です。

 

 

診断基準が変わっても、最終的な診断は医者の判断。個人によって、微妙に異なることもありますが、世界中のグレーゾーンにいる人にとっては、医療保険や教育・福祉サービスなど大きな影響を与えることになるでしょう。

 

 

旧「広汎性発達障害 PDD」サブカテゴリー説明

 

自閉性障害 Autism

 一般的に自閉症と定義される症候群。⇒詳細は「自閉症 Q&Aどんな障害なの?---Q1」を参照

 

アスペルガー障害 AS: Asperger syndrome

1944年にオーストリアの小児科医ハンス・アスペルガーによって発見、医学界では基本的に『総称』とされる場合と、言語障害の有無で区別される場合とがある。言語障害がないと言っても、それ以外は従来の自閉症と類似している症状も。                                                                                    
健常者は、他者の仕草や雰囲気から多くの情報を集め、相手の感情や認知の状態を読み取ることができるが、アスペルガー症候群の人はこの能力が欠けており、表情やボディーランゲージなど、その他あらゆる人間間のコミュニケーションにおける ニュアンスを理解することが難しい場合が多い。アイコンタクトを不安に感じとったり、不快に感じるくらいに、じっと相手の目を見つめてしまったり・・・・相手からのメッセージが何を示すのか、必死に理解しようと努力はしても、人が口に出して言葉で言わなければ、相手の心の解読が困難で、挫折してしまうパターンが多い。例えば、初対面の人に挨拶をする際に、普通に自己紹介をするのではなく、自分の関心のある分野に関して一人で長々と話し続けるような行動をとる。                                                     
知的障害や言語障害が見られない、一見健常者と区別がつきにくいアスペルガー症候群は、周囲の理解やサポートが得られにくく、依然社会的認知は低くいのが 問題視されている。有名人には、織田信長、坂本龍馬、アインシュタイン、エジソン、ベートーベン、レナオルドダヴィンチ、ゴッホなど歴史上輝かしい成果 を挙げた人から、現代の有名人・芸能人では、ビル・ゲイツ、トム・クルーズ、ヘミングウェイ、チャップリン、長島茂雄、黒柳徹子、イチロー、さかなクンや Gackt(ガクト)も高機能自閉症のアスペルガー症候群っぽいと言われている。                                                                                    
これらの人々に共通して言えることは、「そのジャンルでは問題なく能力に秀でて天才的だが、その他のジャンルについては、ほとんど興味も示さず、苦手だったり、劣等生だったりする」こと。自分の興味のあることに対するこだわりが一般の人に比べ、過剰なほど強く、マニアックになるので、驚くべき能力や知識を発揮 させる可能性が高いのだ。自分の関心が社会的に役に立つ仕事と結びついた時には、天才的な才能を開花させ、大発明や大発見をし、素晴らしい業績を成し遂げる可能性がある。         

特定不能の広汎性発達障害 Pervasive Developmental Disorder

世界保健機関(WHO)の作成した国際疾病分類第10版(ICD-10)では「非定型自閉症(Including Atypical Autism)」と呼ばれている。①典型的な自閉症の特徴を満たさない ②自閉症の症状はあるが、発症が遅く・度合いが軽い ③自閉症の特徴である「社会性の欠如」「コミュニケーション能力の欠如」「想像力の欠如」のいずれかを満たしていない。。。など、他の広汎性発達障害(カナー型自閉症やアスペルガー症候群など)に含まれないケースを指す。                                                                                 
知的な遅れの見られない場合は、「高機能広汎性発達障害」とも呼ばれ、「高機能自閉症(アスペルガー症候群)」と同様、必ずしも軽度であるとは限らない。他の発達障害と比較すると健常者と大きく変わらないようにもみえるので診断が遅れがちになったり、高年齢になってから診断されたりするケースも多い。発生頻度は200人に1人程度。アスペルガー症候群やADHDと比べ、症例の研究が進んでおらず、治療・社会の認知も遅れているため、社会的 要求に応えられず適応障害に陥るケースも見られる。

レット障害 Rett’s Disorder

1966年、ウイーンの小児神経科の医師 アンドレアス・レット(Andreas Rett)博士によって発表された女児にのみ起こる進行性の疾患。発症率は、女児1万人から1万5千人に1人と言われています。生後6カ月~1年6カ月の 間に発症するとされ、児童期には体幹失調・脊椎変形・舞踏病様運動・てんかん発作が現れます。知能や言語・運動能力・社会コミュニケーション能力が遅れ、 常に手をもむような動作や、手をたたいたり、手を口に入れたりなどの動作を繰り返すのが特徴です。発症初期にはほぼ80%が自閉症あるいは自閉的傾向を示 し、多くの場合、重度の知的障害を伴います。

小児期崩壊性障害 Childhood Disintegrative Disorder

1908年にオーストリアの治療教育学者のT.Hellerが、3~4歳の時期に著しい退行を示した6例の子どもを幼年痴呆として報告したのが最初。典型的な小児期崩壊性障害の小児は、生後2歳ぐらいまでは「言葉を話すようになってトイレの訓練もでき、適切な社会的行動をする」など、正常に発達していくが、その後、神経過敏で不機嫌な時期が数週間から数カ月あった後、明らかな退行現象をみせるようになる。すでに身につけた言語能力や運動能力、社会的能力を失い、排泄もコントロールできないほどに。さらに社会的な交流をもつことが困難になり、自閉症の子どもによくみられるような執着心が強くなったり、反復性の行動をとったりするようにも。知能レベルもかなり低下するのが普通。精神発達の退行症状は半年以内に止まるが、自閉的な状態はそのまま続行。小児の有病率は約0.01%であり、男児に多く発症するとされ、多くの場合、重度の知的障害を伴う。原因は不明。明確な治療法は確立されていないが、精神発達退行が止まった後の自閉状態の時に治療が行われるのが多い。自閉状態が明白な子どもに対しては自閉症と共通した治療法が実施される。自閉状態が自閉症よりも重いために、予後は厳しくなると言われている。

自閉症スペクトラム Autistic Spectrum

上記の内、「自閉性障害」「アスペルガー障害」「特定不能の広汎性発達障害」の3つ総称。1990年代に、イギリスの児童精神科医ローナ・ウィングらによって 提唱。自閉に基づく対人関係やコミュニケーションの 障害を持つ発達障害は『一つながりの連続体・自閉を本態とする連続的な障害群』であるという概念。高機能自閉症とアスペルガー症候群に違いがあるのかどうか、知能指数の高低をどのように捉えるべきか・・・などの課題について、臨床医学・医統計学における 体系化・均質化を目指したものともいわれている。『DSM-IV』では、カナー型自閉症や アスペルガー症候群、自閉傾向、軽度の自閉性などはそれぞれ独立した別々の 発達障害ではないとする見方が主流となっており、症状や特徴に相互的な類似性が見られる「連続的な発達障害」と考えられている。

 

■ICD-10  International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems

                   =日本語名『疾病及び関連保健問題の国際統計分類』

      

世界保健機関(WHO) によって公表された分類。死因や疾病の統計などに関する情報の国際的な比較や、医療機関における診療記録の管理などに活用されています。ICD は当初、第1回国際死因分類として1900年に国際統計協会により制定され、以降10年毎に見直しがされています。現在の最新版は、1990年の第43回世界保健総会で採択された第10版(ICD-10)。2007年に改定され、2014年には『ICD-11』出版を予定しています。

 

2014年5月現在、ICD-10で自閉症関連の症状は、下記のとおり分類されています。

 

F84  広汎性発達障害(⇒詳細は「ICD-10 F84 広汎性発達障害 - 井出草平の研究ノート」参照)

oF84.0 自閉症

oF84.1 非定型自閉症

oF84.2 レット症候群

oF84.3 その他の小児<児童>期崩壊性障害

oF84.4 知的障害〈精神遅滞〉と常同運動に関連した過動性障害

oF84.5 アスペルガー症候群

oF84.8 その他の広汎性発達障害

oF84.9 広汎性発達障害,詳細不明

 

この中の「知的障害」は、自閉症と判断された殆ど(約4分の3)の人に認められ、知能指数=IQによって、軽度・中等度・重度・最重度の4段階に分類されます。

 

Image:ふぁみえーる
Image:ふぁみえーる

知能指数(Intelligence Quotient=IQ)による分類

 

軽度 Mild Autism/Intellectual Disability

IQ50-69 (US:55-70) 稀に健常者の平均的知能指数より高い知能指数の人も。言葉や着脱・排泄などの基本的な日常生活は問題なくできるので、本人/周囲とも障害に気が付きにくい。認知度が低いために実際の認定数はこれより少ないが、理論上は知的障害者の約8割がこのカテゴリーに分類されている。一般に「知的障害がない自閉症」と言われ、一見、何の問題もなく社会生活を営むんでいるように見えるが、小学校へ入学後、注意欠陥・多動性障害(ADD/ADHD)や学習障害(LD)などの合併症が徐々に学習についていくこを困難にさせ、食事や登校の準備にも時間を要するように。こうしたことが本人にとってはストレスとなり、そのストレスに対する反応として、頭痛、腹痛、チック、ヒステリー症状、強迫症状を引き起こすことがある。コミュニケーション能力の有無は人によってさまざま。興味のあることには熱中するが、嫌なことには手を出さないため、特定の事柄へのこだわりが強くなる傾向がある。別名「高機能自閉症/アスペルガー症候群」。

 

中度 Moderate Autism/Intellectual Disability

IQ35-49(US:40-55) 合併症が多数と見られる。過半数の精神年齢は小学生低学年程度。言語の発達や運動能力の遅れが目立つ。身の回りの始末は部分的にできるが、全てを自分ひとりで行うのは困難。日常会話や集団行動は、成長とともにある程度は可能になり、仕事では単純作業であれば適している。コミュニケーションが困難で、自分の気持ちが上手に伝えれないためにかんしゃくを起こしたり、多動または無動になったりします。その他に、自分を傷つける行為、同じ行動を取り続ける行為を取るなどの症状が現れることも。

重度 Severe Autism/Intellectual Disability

IQ20-34(US:25-40)重度の知的障害を伴う「低機能自閉症」は、1943年にアメリカの小児精神科医のレオ・カナーが発表したことから、「カナー症候群」とも呼ばれ、大部分に学習障害などの合併症が見られる。概ね精神年齢は4歳児程度しかない。言語・運動機能の発達が遅く、学習面ではひらがなの読み書き程度、まったく言葉を持たない、発語はできるけど会話がまったくできない、同じ言葉を繰り返すなど。。。さまざま。記憶している語彙数はかなりあっても、それを会話に役立てようとする能力が不足しているため、言葉でのコミュニケーションが取れない場合が多い。感情を言葉で説明することが苦手なので、本人も自分の思いが伝わらずにイライラし暴れたり、周囲も理解してあげたいのに、何を言おうとしているのか分らず混乱したり、多動や嗜好の偏りなどの行為も問題になる。身辺処理は不可能なので、衣食住には保護や介助が必要に。このタイプの自閉症は、健常者よりもうつ病や統合失調症になりにくいと言われている。映画で言えば、“ギルバート・グレープ”のアーニー・グレイプがこの傾向が強く出た例。

最重度 Profound Autism/Intellectual Disability

IQ20未満(US:25未満)実際の精神年齢は1歳児程度。大部分に合併症が見られる。寝たきりの場合も多いが、運動機能に問題がない場合、多動や嗜好の偏りなどの行為が問題になる場合がある。言葉が発達することはなく、叫び声を出す程度にとどまることが殆ど。身辺処理は全くできず、親の分別が困難なことも多いですが、適切な訓練により簡単な単語を言えるようになったケースもある。

サヴァン症候群 Savant Syndrome

知的障害や自閉性障害のある者のうち、一部の特定の分野で、常人には及びもつかない驚異的な能力を発揮する症状。1887年、命名者とされるJ. ランドン・ダウン(en:John Langdon Down)が「膨大な量の書籍を一回読んだだけですべて記憶し、さらにそれをすべて逆から読み上げるという、常軌を逸した記憶力を持った男性」を発見。語源となった「savant」は、フランス語で「賢人」を意味する。全世界で数十名程度しかいません。日常生活を介助なしでは送れないくらいの障害を持ちながらも、ある特定の分野では天才的な一面を見せる。得意と不得意の差が大きいサヴァン症候群は、自閉症全般と同じように、未だ多くの謎が残されている。脳の器質因にその原因を求める論が有力だが、自閉性障害のある者が持つ特異な認知をその原因に求める説もまた有力。 映画で言えば、“レインマン”のレイモンド、“マーキュリー・ライジング”のサイモンが有名。※詳細は、「サヴァン症候群」参照

知的障害と発達障害の違い Intellectual Disability VS Developmental Disability

【知的障害】細かい定義はないが、知能テストなどで測定される「知的能力」と、社会生活を営むために必要な行動をとる力「適応能力」を元に診断。精神年齢÷実年齢×100で求められる「知的指数(IQ)」のレベルで50~70%は軽度知的障害、35~50%は中度、20~35%は重度、20%以下が最重度と分類される。知能指数が70~85%の場合はボーダーラインであり、知的障害と認定されない場合が多い。一般的には、金銭管理・読み書き・計算など、日常生活や学校生活の上で頭脳を使う知的行動に支障があることが特徴。                                                
【発達障害】発達障害の一つが知的障害。「コミュニケーション能力」や「適応能力」などを元に診断。知的障害と発達障害の診断では、重複する部分もある。