都議会は十三日も予算特別委員会を開き、主要会派の十一議員が、福祉政策や公園整備などをただした。都側は、精神障害者や発達障害者を対象とする職業訓練コースを都内で初めて新設すると明らかにした。東京障害者職業能力開発校(小平市)に四月から設ける。
産業労働局によると、これまで身体障害者と知的障害者の職業訓練コースはあったが、精神障害者と発達障害者の求職数が増えており、新設することにした。訓練期間は半年。個々の障害の程度や希望に対応するため、「事務」「物流・サービス」の二コースから選択できる。中西充局長は「訓練から就職、職場定着まで一貫した支援を展開する」と答弁した。
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