自閉症を抱えながら絵を描き続ける上板町神宅の堀川真也さん(19)が、プロの絵画作家として活動を始めた。高層ビルなどの建築物を細部まで丁寧に描き込む独特の作風は各方面から評価が高く、1月に作家になって初の個展も開いた。今年はポストカードなどの販売収益の一部を東日本大震災の被災地に寄付する活動にも力を入れるという
堀川さんは小学2年の時に中度の自閉症と診断された。長時間座っていることが苦手だが、見た景色を細かく描くのは得意。絵は3歳から始め、小学生の時に東京で高層ビルを見てからは好んでビルが並ぶ風景を描くようになった。今は、鉛筆画のほか、パソコンのソフトなども使って創作を続ける。
進学した国府支援学校高等部を昨年3月に卒業した後、一時は就職も考えた。ところが、昨年11月に県内で開かれた、プロも出品する作品展のオーディションに通過。これを機にプロとして活動することを決めたという。作品をそのまま購入してもらうだけでなく、これまでの作品を印刷したポストカードやTシャツなども作った。
昨年暮れにはクリスマスに合わせ、被災地・福島県の子どもたちにメッセージカードを送った。カードには30年後の復興した街を描いた「未来の福島」を添えた。原発が地中深くに埋められ、ネオンが美しい高層ビル群が描かれている。
堀川さんは「絵を描くことは本当に楽しい」と今後の活動に意欲的だ。3月10日に板野町犬伏の県立総合教育センターで作品展を開くことにしている。
自閉症を抱えながら絵を描き続ける上板町神宅の堀川真也さん(19)が、プロの絵画作家として活動を始めた。高層ビルなどの建築物を細部まで丁寧に描き込む独特の作風は各方面から評価が高く、1月に作家になって初の個展も開いた。今年はポストカードなどの販売収益の一部を東日本大震災の被災地に寄付する活動にも力を入れるという。
堀川さんは小学2年の時に中度の自閉症と診断された。長時間座っていることが苦手だが、見た景色を細かく描くのは得意。絵は3歳から始め、小学生の時に東京で高層ビルを見てからは好んでビルが並ぶ風景を描くようになった。今は、鉛筆画のほか、パソコンのソフトなども使って創作を続ける。
進学した国府支援学校高等部を昨年3月に卒業した後、一時は就職も考えた。ところが、昨年11月に県内で開かれた、プロも出品する作品展のオーディションに通過。これを機にプロとして活動することを決めたという。作品をそのまま購入してもらうだけでなく、これまでの作品を印刷したポストカードやTシャツなども作った。
昨年暮れにはクリスマスに合わせ、被災地・福島県の子どもたちにメッセージカードを送った。カードには30年後の復興した街を描いた「未来の福島」を添えた。原発が地中深くに埋められ、ネオンが美しい高層ビル群が描かれている。
堀川さんは「絵を描くことは本当に楽しい」と今後の活動に意欲的だ。3月10日に板野町犬伏の県立総合教育センターで作品展を開くことにしている。
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