障害のある人におしゃれを楽しんでもらう「いきいき生活ヘアーファッションショー2012」がこのほど、香川県宇多津町の香川短大で開かれた。参加者は人生初のドレスや手作りのカジュアルな服を身にまとい、来場者からの拍手に笑顔でこたえていた。
イベントは障害のある人がおしゃれをすることを通して、自分らしさを見つめたり、社会参加の意欲を高めたりするきっかけにしてもらうのが目的。県内の福祉団体のほか、美容師や学生、高校生らが協力した。
今回は身体、知的、精神に障害がある男女12人がモデルに挑戦。ブライダル部門では、ウエディングドレスやカラフルなカクテルドレスで登場し、ケーキ入刀などの演出も楽しんだ。カジュアル部門では、香川短大生がコーディネートした既製服をはじめ、笠田高と坂出一高の生徒が制作した服を着こなしていた。
髪形やメークもばっちり決め、普段と違う装いを楽しんだ参加者は「おしゃれに興味がわいてきた」「また参加したい」などと話していた。
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