障害者スポーツの祭典、ロンドンパラリンピックが、史上最多となる164の国と地域が参加して29日、開幕しました。パラリンピック発祥の地と言われるイギリスで行われるロンドン大会には、史上最多となる164の国と地域から、およそ4300人の選手が参加します。
開会式は、29日夜、ロンドン東部にあるオリンピックスタジアムで行われました。
式では、啓発をテーマに、イギリスの世界的な物理学者、スティーブン・ホーキング博士の語りとイギリスを代表する劇作家、シェークスピアの作品をモチーフにしたショーが行われ、障害者アスリートの持つ可能性などを訴えました。
大会は、イギリスのエリザベス女王の開会宣言で開幕し、パラリンピック発祥の地とされるイギリス南部のストーク・マンデビルからリレーされてきた聖火が、オリンピックスタジアムの聖火台にともされました。ロンドン大会は、12日間の日程で20競技が行われ、シドニー大会以来3大会ぶりに知的障害のクラスが実施されます。
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