自閉症の長男がいる京田辺市大住ケ丘の主婦、千葉麻衣子さん(35)が、発達障がい児らの絵をデザインしたエコバッグやタンブラーなどを販売する個人企業「galleria kukkia(ギャラリア・クキア)」を設立した。長男幹太ちゃん(7)が療育教室に通った時に知り合った「ママ友」らでつくる絵画サークルで学ぶ6家族7人の子供たちが描いた動物や乗り物の絵を製品化する。
千葉さんは、2歳で自閉症と診断された幹太ちゃんを療育教室に通わせる中で、同じ悩みを持つ母親たちと知り合った。今年4月に毎週第4金曜の夕方に、自宅を開放して絵画サークルを始めた。長女みなみちゃん(9)を含む健常児も参加し、講師から絵を習う。
社名はフィンランド語の「画廊」に「実を実らせる」の意味の「クキア」を組み合わせた。幹太ちゃんらが描いた象や車、チョウなどをクレヨンで描いた布製エコバッグ(500〜600円)、コーヒー用のプラスチック製タンブラー(600円)、メモ帳(500円)を販売する予定。
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・毎日新聞
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