法律で義務づけられた障害者の雇用率を下回ったまま改善が見られないとして、厚生労働省は、航空会社のスカイマークなど3社の名前を公表し、指導を強化することになりました。
名前が公表されたのは、いずれも東京に本社のある▽航空会社の「スカイマーク」、▽人材派遣などを手がける「ホスピタリティ」、▽美容業の「RAJA」の3社です。
「障害者雇用促進法」では、従業員が56人以上の企業に対し、全体の1.8%以上の障害者を雇用するよう義務づけています。
しかし、3社の障害者の雇用率は、ことし1月の時点で▽スカイマークが1.19%、▽ホスピタリティが0.46%、▽RAJAは去年12月の時点で0.26%と、いずれも基準を大幅に下回っています。
厚生労働省は、3社に対して繰り返し指導しましたが改善が見られないことから、名前の公表に踏み切ったということです。3社はいずれも「指導に従って障害者の雇用を積極的に進め、雇用率を達成させたい」とコメントしています。
厚生労働省は3社に対して、今後2年間の採用計画の報告を命じるなど、指導を強化することにしています。【2012.4.2 NHK】
▽RAJAのWEBサイトはこちら
▽スカイマークのWEBサイトはこちら
▽株式会社ホスピタリティはこちら
▽厚生労働省の企業名公表に関する詳細はこちら
※上記の企業のうち、株式会社RAJA代表取締役 藤田桂子さんは、こちらのウェブサイトの
プロフィールに次のように紹介されています。「・・(中略)リフレクソロジーを通じ
て「社会福祉に貢献したい」との願いが強く、私財をなげうってリフレクソロジーの社
会的ボランティアプログラム(RAJA基金)も構築。全国の養護施設などへのボランティ
ア活動に情熱を燃やすなど、名実ともにリーディングカンパニーのトップとして大きな
注目を集め続けている。」なんか、言っていることとやっていることが違いまね。。。
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