2009年4月3日、環球時報によると、ロイター通信は1日、中国では自閉症の認知度が依然低いままだと報じた。 自閉症は発達障害の一つで、社会性や他者とのコミュニケーション能力の発達が遅れるなどの症状があらわれるが、その原因は未だ明確にはなっていない。先進諸国では自閉症の研究や認知が進んでいるが、中国では自閉症が障害として認められたのは2006年とごく最近のことで、現在も一般には自閉症についてまったく知らないという人が大半を占める。
そうした中、自閉症の児童を対象とした特殊学級が中国でも設置されつつある。現在、その数は約100校で、多くはNGO(非政府組織)によるもの。教材は海外のものの中国語翻訳版を使用し、自閉症の認知度向上にも努めている。また、自閉症児童のための学校づくりを始める省も出てきているという。
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