■ 支援団体リスト 2 （人権擁護）

【BC州バンクーバー周辺情報 Metro Vancouver Info】

　　支援団体リスト 2 （人権擁護）　　
　　Support Organizations 　　

子どもの年齢によって、利用機関は異なるものの、

「Ministry of Children and Family Development (MCFD)」と「Community Living BC (CLBC)」との付き合いは必須。

関係がスムースに行き、「サービス内容・スタッフ」に満足が行っていればそれに越したことはありませんが、なんらかの問題がある場合、決して我慢してはいけません。まずは、話合いの場を持ち、自分の状況や気持ちをシェア。スタッフを変更してもらうなど、最大限に解決策を探ること。それでも、「改善されない」「理不尽な扱いを受けている」と感じたら･･･

以下のような「人権擁護支援」があります。

■ Inclusion BC　（対象: 発達障害児/者・その家族）

1955年設立。「発達障害を持つ子ども・青年・成人とその家族」の正義や権利、機会を擁護する団体。ケースによって、直接介入する場合と、別の専門機関を紹介してくれる。担当者：「Director of Community Development」または「Executive Director」に連絡を。

■ Representative for Children and Youth　（対象: すべての24歳までの子ども）

障害の有無は関係なく、全ての0～24歳までの子どもの権利を擁護する団体。「Ministry of Children and Family Development」や「Community Living BC」、その他のエージェンシーから提供されるべきサポートやサービスがきちんと受けられているか･･･衛生的で安全な環境が保たれているか･･･を監視する。万が一、子どもの怪我や死亡が起こってしまった場合には、虐待やネグレクトの可能性も含めて、調査する任務も担っている。

■ BC Ombudsperson （対象: すべてのBC州民）

「BC州議会の役員・無所属議員」といった面々の監査役によって、公共のエージェンシーが公正で責任ある態度で、的確なサービスを行っているのか･･･を確認。サイトには「professional interpretation services are offered in more than 180 languages.（180種類以上の言語プロの通訳サービス提供）」とあるので、日本語もあるかも。

■ Family Support Institute (FSI) （対象: すべての障害児/者とその家族）

「障害児/者の家族」による「障害児/者の家族」のためのファミリーサポート団体。BC州内に200世帯のボランティア家族によるネットワークがあり、毎年10000の「障害児/者の家族」を支援している。他のエージェンシーと異なり、直接関与しての人権擁護はできないものの、例えば、似たような経験をしている家族を紹介してもらい、体験談を聞くことで、解決の糸口を探ることができる。

■ Advocate for Service Quality （対象: 18歳前後～発達障害者・その家族）

担当者の Jane Holland は、「サービスの質」の監視役として政府から任命されてはいるが、政府に属していないスタッフ。「発達障害を持ち成人・障害を持つ成人期前の青年・その家族」を対象とし、主に「Ministry of Social Development and Social Innovation」や「Community Living BC」から提供されるべきサポートやサービスがきちんと受けられているか･･･障害者の権利を擁護している。

Office of the Advocate for Service Quality

Suite 820 - 999 West Broadway Vancouver, BC V5Z 1K5

Phone: 604 775-1238 Fax: 604 660-1505